富山県議会 2016-09-27 平成28年厚生環境委員会 開催日: 2016-09-27
若干の経過を申しますと、本県では製薬関連産業の基盤を生かしまして、文部科学省の知的クラスター創生事業を活用し、平成15年度から19年度には「とやま医薬バイオクラスター」を、平成20年度から24年度には石川県と共同しまして「ほくりく健康創造クラスター」を推進し、ライフサイエンス研究拠点の形成に取り組んできたところでございます。
若干の経過を申しますと、本県では製薬関連産業の基盤を生かしまして、文部科学省の知的クラスター創生事業を活用し、平成15年度から19年度には「とやま医薬バイオクラスター」を、平成20年度から24年度には石川県と共同しまして「ほくりく健康創造クラスター」を推進し、ライフサイエンス研究拠点の形成に取り組んできたところでございます。
また、もう1つのポイントの医薬品、医療機器などのライフサイエンス分野、これも実は、以前、まず富山県がとやま医薬バイオクラスター事業として進めて、平成20年度からは石川県さんにお声がけをして、ほくりく健康創造クラスターとして継続し、さらには25年度からは、福井県さんにもお声がけをして、北陸ライフサイエンスクラスターとして進めているわけでありますので、そういった点でも、富山県が熱心にやっているということは
医薬品産業の振興につきましては、これまでのほくりく健康創造クラスター事業の成果をさらに発展させ、ベツリンのがん免疫増強作用に基づく創薬研究の推進などを図ってまいります。
本県においては、ほくりく健康創造クラスターによる県立大学発のベンチャー企業の設立や、フランスのバイオ製薬会社の県内進出、また北陸三県繊維産業クラスターでは、商品開発のために設置したワーキンググループを母体とした2つの研究プロジェクトが県の公募事業に採択されるなど、クラスター事業の成果が上がっているところであり、こうした今後成長が見込まれる新たな分野への挑戦を事業化に向け積極的に推進していく必要があります
このため、県といたしましては、第1に、イノベーションを進めるため、国等大型プロジェクトへの挑戦のための公募事業の拡充によりますナノテクものづくり研究開発の強化、航空機分野の共同受注グループによります試作品開発等への活動支援など成長分野への新規参入促進、ほくりく健康創造クラスターの研究成果の事業化などを行うこととしております。
今後、国の補正予算で盛り込まれましたものづくり企業の成長力の強化や海外展開支援策などを、県内企業にも積極的に活用していただくよう商工団体等を通じて働きかけますとともに、県といたしましては、新年度におきまして新たに、ほくりく健康創造クラスターの研究成果の事業化、航空機産業への参入を目指す共同受注グループの試作品開発等の支援、新商品・新事業創出公募事業のナノテク枠の新設、タイや台湾の国際展示会への出展への
新たな成長産業の育成振興につきましては、ほくりく健康創造クラスターの研究成果の事業化や医療機器等の開発を促進するため、企業のニーズと大学の研究成果とのマッチング支援を強化するほか、航空機産業への県内企業の新規参入を促進するため、共同受注グループの試作品開発や展示会への出展を支援してまいります。
具体的には、グローバル競争を勝ち抜く力強い産業を育成するということで、ものづくり研究開発センターを核としましたナノテクものづくり技術の開発促進、また、かねて進めてきました、ほくりく健康創造クラスターの研究成果の事業化、また次世代自動車とか環境・エネルギー関係もございますけれども、もう1つは、何と言っても県内産業、中小企業が99%を超えますので、こうした中小企業の活性化のための、とやま中小企業チャレンジファンド
まずは、ほくりく健康創造クラスターについてです。大変成果を上げてきているのではないかと思いますが、その成果について十分PRされていないような気もしますので、改めて成果を確認したいと思います。 このほくりく健康創造クラスターは、現在石川県と進めております知的クラスターですけれども、以前は本県単独の医薬バイオクラスターで進めておりました。
また、ほくりく健康創造クラスターの研究成果の商品化のための研究、実証テストも含めた販路開拓活動の一体的な支援、科学技術振興機構に採択された戦略的創造研究事業(ERATO)「浅野酵素活性分子プロジェクト」事業の積極的な推進に努めてまいります。
めますとともに、県内にしっかりと拠点を置きながら、海外への進出、展開を目指される企業に支援をするということが重要であると考えておりまして、新年度におきましては、新たにものづくり研究開発センターの最先端設備を最大限に活用しましたナノテクノロジー基盤技術の開発支援を初めといたしまして、大学や医療現場のニーズとものづくり企業のシーズの発掘調査、マッチングをなどを行います医薬工連携の一層の促進、ほくりく健康創造クラスター
また、かねてからやっておりました、ほくりく健康創造クラスター事業も、たくさんの国際特許も出てきておりますので、これを事業化の段階に進めていく。 また、ERATOですね。県立大学の浅野先生の酵素活性化分子プロジェクトも、日本を代表する研究だということで指定いただいたわけですが、こうしたことも大いに積極的に取り組んで、新しい製品、新しい技術開発、そうしたことにつながるイノベーションを生み出す。
例えば、ほくりく健康創造クラスターにつきましては、平成20年度から取り組んでおりまして、感染症等の治療等に有用な抗体医薬の開発ですとか、薬草等を応用した医薬品、機能性食品素材の開発などを実施しておりまして、昨年度は文部科学省の中間評価を受けましたが、4段階で上から2番目に高いAということで、着実に取り組みが進められているとの評価をいただいているところでございます。
また、産学官連携で寄附講座の設置による医薬品研究の推進、オリジナルブランド医薬品の開発、ほくりく健康創造クラスター事業の推進に取り組んでおります。さらに、高い技術力を持つ本県のものづくり企業と医薬分野の関係者が連携して、とやま医薬工連携ネットワークをつくる。また、ものづくり研究開発センターの最先端設備を活用した新たな医療機器や製薬機器の開発を支援するということをやっております。
具体例を挙げますと、例えば、ほくりく健康創造クラスターの成果によりまして、本年4月に県立大学初のベンチャー、「TOPUバイオ研究所」が設立され、具体的な中身では、メタボを診断できる酵素等の製造に関する共同研究が進展していますし、先ほど委員からもお話がありましたように、深層水関連の商品化も大変多く進んでいるところです。
また、近県との連携に関しましては、1つは、平成20年度から石川県と共同いたしまして、ほくりく健康創造クラスター事業を実施しております。 それから、御指摘がありましたように、21年度から北陸3県繊維産業クラスター事業を実施しているところです。この事業では、北陸3県の企業あるいは研究機関がグループを形成して最先端繊維素材の開発に向けて取り組むなど、広域的な研究開発への取り組みを進めております。
新たな成長産業の育成振興につきましては、先般、フランスのバイオ製薬企業が本県に進出し、県内企業や研究機関と連携して、ほくりく健康創造クラスターの研究成果を活用した抗体医薬開発を行うこととなりました。今後とも「薬都とやま」の実現に向けて、県内企業の研究開発や販路開拓などを支援してまいります。
ものづくり研究開発センターは、実はこのルールができる前でしたので、川端文部科学大臣に直談判できたのですけれど、このルールができた後で言いますと、例えば、ほくりく健康創造クラスター事業では、一たん事業仕分けでアウトになりかかったわけですが、これを何とか継続してもらいました。あるいは、なかなか進まなかった東海北陸自動車道や北陸自動車道の新たなスマートインターチェンジの設置。
また、ほくりく健康創造クラスターや福祉系ロボットの研究開発を推進するとともに、航空機産業や次世代自動車産業への参入に向けた取り組みの支援を充実します。また、本県医薬品産業の発展を図るため、スイス・バーゼル地域などとの交流を促進するとともに、県内企業の販路開拓などを支援してまいります。
かねてからほくりく健康創造クラスター、また北陸3県の繊維産業クラスターなどを進めておるわけですが、この4月からオープンしますものづくり研究開発センターなどの取り組みも進めまして──また環日本海地域の拠点となる地理的な優位性がある、また、北京便もありますが、陸海空の交通物流ネットワークなど、いろんな大きなポテンシャルがあると思います。